セルローズファイバーは、新聞紙をリサイクル利用して製造された断熱材。
木質繊維の強みを活かした調湿や吸音にも優れた「住まい」の環境に配慮しています。
紙をリサイクルしているので木が吸収した二酸化炭素から生みだされた炭素を固定するとともに製造時の消費エネルギーが小さい点など「地球」環境に配慮したSDGsの達成にも貢献することができる断熱材です。
グッドデザイン賞とは、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。
公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、暮らしや産業、さらに社会全体をより豊かなものへと導くことを目的とした賞です。
グッドデザイン賞では有形無形を問わず、様々な物事を応募対象として受け付けます。また、審査においても成果物のみならず、その裏側に潜むプロセス、思想、意義など、様々な面を考慮し、総合的に判断を行います。
グッドデザイン賞では、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など様々な物事が応募されます。
これまでの受賞作には1961年発売のキッコーマンしょうゆのしょうゆ卓上ビン(1993年受賞)、子供向けテレビ番組「にほんごであそぼ」(2004年受賞)、テルモのインスリン用注射ナノパス33(2005年受賞)、ダイソンのエアマルチプライヤー(2010年受賞)などがあります。
「呼吸する断熱材・セルローズファイバー」は、石油系の樹脂ではなく自然素材による建築用断熱材で、二酸化炭素の排出量を大幅に削減した点が高く評価され、今回グッドデザイン賞2015を受賞致しました。
呼吸する断熱材
セルローズファイバー